家計簿が続かない…そんな私が1ヶ月続いたアプリ体験
「また家計簿、三日坊主だった…」
そう思ったのは、これで何度目だったでしょうか。ノートに書いてはやめ、Excelを使っては途中で挫折。スマホアプリに期待しても、結局「入力が面倒」で続かない日々。家計簿が続かない私が、ついに1ヶ月以上継続できた――そのきっかけとなったアプリが「マネーフォワードME」でした。
この記事では、そんな私の体験談をベースに、「どうして続いたのか?」「実際にどんな機能が便利だったのか?」を、主婦目線・生活者目線で具体的に紹介していきます。
なぜ家計簿は続かない?その背景にある“意外な壁”
2023年に発表された家計管理に関する調査によると、「家計の収支を毎月記録している」と答えた人は全体の38%。一方で、「やってみたいけど挫折した」「気になるけど面倒」と感じている層は58%にものぼります。
その理由は明確で、主に以下のようなものです:
- 忙しくて記録を忘れる
- 数字を見ても改善点が分からない
- 手書きやExcelが手間すぎる
私自身もまさにこの“あるある”に陥っていた一人でした。
私には家計簿アプリ「マネーフォワードME」が合っていました
このアプリが他と違ったのは、とにかく「入力がラク」だったこと。銀行やクレジットカードなどを連携すれば、支出の大部分が自動で記録されます。しかも、カテゴリ分けもAIが自動で振り分けてくれるので、手間がありません。
そして何より、「手動で入力すべき支出だけに集中できる」設計が、私にとっては大きな助けでした。入力のハードルが下がると、“毎日やらなくてもいい”安心感が出てきて、逆に続くんです。
具体的な使い方と、続けるための5つの工夫
ここからは、私が実際にどうやって「マネーフォワードME」を使い続けられたのか、具体的な操作手順とともに、継続のコツを5つご紹介します。
① まずは“連携設定”を最初に済ませる
使い始めた初日にやったのが、メイン口座・クレカ・電子マネーの3つを連携することです。銀行アプリのIDとパスワードを入れるだけで、数分で完了。これだけで日々の支出の7割は自動記録されるようになりました。
② “毎日入力”を目指さない
以前の私は「今日使ったお金を毎日入力しなきゃ」と気負って続かなくなっていました。でもこのアプリなら週に1回、“現金の支出だけ”ざっくり記録すれば十分です。「◯月◯日にコンビニで1,200円」だけでもOKなので、とてもラクでした。
③ カテゴリ編集で“自分ルール”を作る
「教育費」や「交際費」など、もともとあるカテゴリにこだわらず、「サブスク」「コーヒー代」など、自分が気になる項目だけ表示するように編集。これで数字が“自分ごと”になり、グラフの見方が一気に変わりました。
④ 予算設定は“ざっくり目標”から
最初は「食費3万円」「日用品1万円」とざっくり設定。月末に数値オーバーしてもOKという前提で使っていました。気づけば自然と支出を意識するようになり、予算内に収まる日が増えていきました。
⑤ 毎週1回“家計チェックの日”を決める
私の場合、日曜の夜に「1週間の家計レビュー」をスマホで3分だけ見る時間を作っています。夫と一緒に「今週は食費かかりすぎたね」と共有するだけで、意識がグッと変わります。
さらに深堀りQ&A
Q. アプリが途中で面倒になりませんか?
A. 自動連携されていれば、ほぼ放置でもOKです。週1回だけ確認する感覚で大丈夫です。
Q. 現金支出の手入力は習慣になりますか?
A. レシートが財布に溜まっていたら、そのタイミングで一気に入力する方法がラクでした。毎日やらなくていいのがポイントです。
Q. 夫婦や家族と共有できますか?
A. 有料版を使えばデータ共有可能ですが、我が家は毎週スクショを送るだけの簡単共有で充分でした。
Q. 他のアプリと比べてどうですか?
A. ZaimやOsidOriなど他の家計簿アプリも試しましたが、自動連携の精度とUIの使いやすさではマネーフォワードが一番長く使えました。
Q. 続けるためのモチベ維持法は?
A. 家計簿=生活改善の「見える化ツール」と考えるようになってから、惰性ではなく楽しみに変わりました。
私のビフォーアフター:数字で見る生活の変化
実際に1ヶ月継続したことで、以下のような変化がありました:
- 食費:45,000円 → 37,800円(-7,200円)
- 日用品:9,800円 → 8,100円(-1,700円)
- “無駄遣い”の分類ができ、年間で6万円以上の支出削減に成功
数値化されたデータは、想像以上に“自分のクセ”を教えてくれます。これが、アプリを続けられた最大の理由でした。
まとめ:数字が変わると、意識が変わる
家計簿を「節約のため」ではなく、「暮らしを見直す習慣」として位置づけてみると、その効果は想像以上です。忙しい人ほど、手書きよりもアプリの方が続きます。
“いつかやりたい”ではなく、“今この瞬間”から始めてみませんか?スマホひとつで、暮らしとお金の関係をクリアにできる。それが、家計簿アプリの魅力です。
「続かない私でも続いた」――きっと、あなたにもできるはずです。
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